ペットマナーを忘れずに! 知らないところでマナー違反はないですか?
来院時の困った飼い主さん
病院に行くと大暴れ
猫の飼い方も様々で、しっかりしつけをしながら、家族の一員として我が子のようにして飼っている愛猫家もいれば、昔ながらに放し飼いで、自由にさせている猫もあります。放し飼いの猫ほど避妊手術の必要があり、動物病院へ行かなくてはならないのですが、そういう猫に限って、ケージに入れようとする段階で大暴れをします。待合室で待つのが大変どころか、これでは診察が不可能と思って諦めてしまっている飼い主さんがいます。

そんな対策には、猫をケージに慣らすことが必要なのですが、ケージをお客様が来たときに大人しくさせるために入れておくとか、お仕置きの時に使っていると、ケージそのものが嫌いになってしまいます。ケージに慣らすためにはハウス・トレーニングが必要になってきます。

猫も高齢での出産は危険です。出産自体リスクを伴うものなので、猫がケージに入らないからといって、いつまでも避妊手術をしないでおくのは猫が可哀そうです。猫が安全な出産や育児をするには5歳くらいが上限と言われています。

ハウス・トレーニングのコツは、とにかく「慣れさせる」ということと、ケージが嫌なものではないという意識を猫に植え付けることです。嫌がる猫を無理に押し込んだのでは、さらにケージが嫌いになります。時間をかけて気長に挑戦をしているうちにある日突然その気になって入ってくれるかもしれません。そうしたら、飼い主さんがオーバーに褒めちぎります。一度入ればしめたものです。その後は楽しいお出かけを繰り返して、動物病院に連れて行っても大暴れしない程度になったら、避妊の手術に連れて行くことをお勧めします。